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神道文化学部主催 「衣紋講座」が開催されました

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山口祐樹

2024年1月17日更新

 令和5年10月18日(水)より、全3回の日程にて神道文化学部主催『衣紋講座』が開講されました。この講座は、院友神職会の支援を受けて企画され、学部・別科・専攻科の学生を対象に、衣紋の解説や装束の著装披露、著装体験などを行っています。
 令和5年度は全3回、下記の日程にて開催され、合わせて40名以上の学生が受講しました。

・第1回 10月18日(水)  狩衣・常服の著装指導
・第2回 12月13日(水)  舞楽装束(襲装束)の著装披露及び指導
・第3回 12月20日(水)  舞楽装束(蛮絵装束)の著装披露及び指導

 第1回は、狩衣と女子神職装束・常服の著装体験・指導が行われました。七五三助勤奉仕の時期を間近に控える中、神道研修事務課と協力し、研修事務課主催の作法指導の時間に引き続き、神道文化学部主催の衣紋講座とを行うことで、参加学生らが万全の状態で助勤奉仕に望めるよう指導を行いました。著装指導は山口助教が担当し、狩衣や常服の自身著装方法、また実際作法を円滑に行うため著装の際に注意する点などを解説しました。

第1回

 第2回と第3回は、それぞれ舞楽装束のうち襲装束と蛮絵装束の著装披露及び著装指導が行われました。これらの回では、次年度以降の観月祭を見据え、舞楽装束の著装法について技術と知識を得ることを目的として開講されました。講師は(株)大槻装束店様より代表取締役大槻奈津子様他1名の方にご担当いただきました。 (株)大槻装束店様は宮内庁式部職楽部の衣紋方として、春秋の定期公演を始め宮中三殿での恒例祭祀においても衣紋方を務めており、麗しい著装と激しい動きでも着崩れしない実践的な衣紋技術を有しておられます。今回の講座ではそれらの技術を惜しみなく披露いただき、著装披露だけではなく参加学生らも実際装束を扱いながら細部に至るまでご指導いただきました。

第2回

第3回

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