令和５（2023）年９月２７日、渋谷キャンパス総合学修館（6号館）で特別講座「日本文化論」の第6回目が開講されました。

　本講座は、日本人が長い間大切にしてきた文化現象、鏡、剣などを取り上げ、日本文化とは何か、日本人とはどんな人間なのかを考えることをテーマとしています。

　第6回目となる今回は、本講座のコーディネーターである杉山林継・名誉教授が「剣」を題材に取り上げ、時代によって変化する剣の形状や機能について解説されました。また、講義の途中では、杉山名誉教授が資料として持参した青銅の剣の模造品を見せつつ解説も行い、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。

　講義終了後には聴講した約30名の参加者たちから多くの質問が寄せられ、予定時間を超えるほどの活発な質疑応答が行われました。