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吉川博士記念賞授与式が行われました(令和5(2023)年3月20日)

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2023年3月20日更新

 本学元教授の故吉川泰雄博士の国語学に関する学績を記念し、博士の意思に基づいて学術奨励のために国語学に関する優秀な研究業績を単著として出版した國學院大學の学部・大学院の卒業生、修了者、本法人および國學院大學栃木学園の教職員が対象となる「吉川博士記念賞」の授賞式が3月20日、渋谷キャンパスで開催されました。

(左から)諸星教授、針本学長、齋藤氏、小田教授、矢部文学部長

 今回受賞したのは、院友の齋藤達哉氏(平9満退・105期博後文 他、専修大学国際コミュニケーション学部教授)で、著者『国語仮名表記史の研究』(武蔵野書院、令和3(2021)年)での内容が評価されました。

 齋藤氏はこの著書の中で仮名資料の諸伝本における仮名・漢字の使用状況や、同音異体仮名の位置による使い分けなどを解明しており、文字・表記史の研究の新境地を拓いたとして高く評価されました。

 授賞式では、針本正行学長から賞状とメダルなどの副賞が手渡された後、針本学長と選考委員を務めた矢部健太郎・文学部長、諸星美智直・文学部教授、小田勝・文学部教授がそれぞれあいさつし、齋藤氏の研究を称えました。

 故吉川博士は本学学長も務められており、本学における国語の研究教育の学統を築かれました。

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