政府は4月29日、今年度の春の叙勲受章者を発表し、院友(本学卒業生)で能楽師(狂言方大蔵流)の山本東次郎師(人間国宝、日本芸術院会員)が選ばれました。
山本師は、昭和12年生まれ。昭和36年に本学文学部を卒業されました。徳川幕府の式楽の伝統を継承する狂言方大蔵流・山本東次郎家四世で、長く能楽界の第一線で活躍されいらっしゃいます。平成24年に重要無形文化財各個指定保持者(人間国宝)に認定されているほか、平成4年に芸術選奨文部大臣賞受賞、平成10年に紫綬褒章受章、平成19年日本芸術院賞受賞等、受賞多数。
本学では令和元年度まで毎年10月にたまプラーザキャンパスで開催されていた狂言鑑賞会に出演され、毎年多くの狂言ファンを魅了してこられました。