本学恒例の風物詩「観月祭」。
本年度の観月祭も「ホームカミングデー」と同日、平成28年10月15日(土)16時(予定)より斎行されます。
平成28年7月21日(水)、その第1回の「合同稽古」が、有栖川宮記念ホールで開催されました。

稽古に先立ち、観月祭のご統括をいただく小野貴嗣先生(小野雅楽会会長・東京都神社庁長・本学兼任講師)より訓示。
「本日は、皆さんの今までの稽古の成果のほどを、しっかりと点検していきます。きっとたくさんの課題が見えてくることでしょう」
まずは管弦の稽古。
篳篥セクション。
龍笛セクション。
本年の演目は「傾盃楽(けいばいらく)」「抜頭(ばとう)」。
全合奏の喨々たる響き。
次に舞楽。
左舞「賀殿急(かてんのきゅう)」。
舞人の気迫が迸ります。
次に祭祀舞。
まず「豊栄の舞」。
採物は榊。
雅やかに舞います。
ついで「浦安の舞」。
鈴の音の美しい響き。
稽古終了に際し小野先生より指導。
「合同稽古第1回目としては、比較的よい仕上がりでした。しかしながら、安易な自信は最大の落とし穴です。自らの至らざる点をしっかりと自覚して、今後とも油断なく精進を続けてください」
次回の合同稽古は8月3日。
皆さん、力を併せて「試練の夏」を乗り切りましょう。
「収穫の秋」は、もうすぐそこです。
(写真 武田、松本昌子神道文化学部学務補助員)