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公募制自己推薦入試・テーマと解説

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2016年7月27日更新

平成29年度・公募制自己推薦ALT型レポートのテーマ

【問題】レポートテーマ
 日本社会の少子高齢化や人口減少という問題とも関連して、移民受け入れをめぐる議論が活発化しています。そこで、日本社会と移民というテーマについて、以下の内容を含む1,200字~2,000字のレポートを作成してください。
(1)そもそも、移民とはどのような人々でしょうか。難民との異同に配慮して説明してください(字数の目安:120~220字)。
(2)日本における移民に関するこれまでの状況について、説明してください。(字数の目安:200字~300字)
(3)ドイツやフランスなどでは、どのような移民政策がとられ、どのような問題が生じているか、説明してください。(字数の目安:240~320字)
(4)今後の移民受け入れについて、これを認めるべきとする見解と認めるべきではないとする見解が対立しています。両者を具体的に紹介してください。(字数の目安:330字~580字)
(5)以上を踏まえて、移民受け入れを認めるべきとする見解と認めるべきではないとする見解のうち、あなたはどちらを支持しますか。理由を付して論じてください。なお、あなたがどちらの見解を支持するかは、合否と直接関係しません。(字数の目安:310~580字)

【参考となる文献・ウェブページ】

『なぜ今、移民問題か[別冊『環』20]』(藤原書店、2014年)ISBN9784894349780
*移民問題をめぐる様々な論点について、主として受け入れ賛成の立場から検討。豊富な資料・データを含む。

毛受敏浩『人口激減-移民は日本に必要である-』[新潮新書](新潮社、2011年)
  ISBN9784106104350
*国際交流に携わってきた筆者による移民受け入れの提案。

宮島喬・鈴木江理子『外国人労働者受け入れを問う』[岩波ブックレットNo.916](岩波書店、2014年)ISBN9784002709161
*日本における外国人労働者受け入れの現状について具体的に解説・検討。

岡伸一「外国人労働者受け入れ拡大の政策論点と課題-国際貢献・条件整備・範囲拡大」
  (『SYNODOS』、2014/10/01)http://synodos.jp/welfare/9705(最終アクセス 2016年5月30日)
*外国人労働者受け入れにともなうコストについて多面的に解説。

児玉卓「移民レポート1 日本の移民問題を考える」(『大和総研リサーチレポート』、
  2014/11/17)http://www.dir.co.jp/research/report/overseas/world/20141117_009135.pdf(最終アクセス 2016年5月30日)

山崎加津子「移民レポート3 ドイツ:移民政策転換から15年」(『大和総研リサーチレポート』、2014/11/18)
  http://www.dir.co.jp/research/report/overseas/world/20141118_009142.pdf(最終アクセス 2016年5月30日)
*前者は日本、後者はドイツにおける外国人労働者・移民問題の経緯や現状について解説。

過去のALT型レポートのテーマと作成の手引き

 過去ののALT型レポートのテーマと作成の手引きについては、下記のPDFファイルに掲載してあります。
レポート執筆の際に参考にしてください。

このページに対するお問い合せ先: 法学部

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