私が所属しているサークル若木睦は、観月祭で斎庭係の仕事を担います。
斎庭係は、観月祭の裏方です。観月祭の諸準備、観覧者の方々の警備や誘導など、様々な仕事を請け負います。
斎庭係としてのご奉仕も、今回で3度目を数えました。観月祭を前にして、先輩達はいつも次のように仰ってくださいました。
「斎庭係はいわゆる「縁の下の力持ち」。地味で目立たないが、なくてはならぬ大切な仕事。それを黙って担うのが、われわれの誇りなんだ…」
先輩のこの言葉を胸に刻み、毎年、観月祭の一員として働いてきました。

観月祭が終わると、すぐ若木祭です。若木睦のメインの活動である神輿渡御が迫ります。そんな多忙な中、若木睦の先輩は、斎庭係統括者として学生たちを見事に纏め上げました。そんな先輩方を見習って、後輩たちもまた、頼もしく行動しました。
観覧者の方々、演者の方々がより快適になるよう、自ら考え、積極的に動いたのです。

お祭りは、決して一人ではできません。大切なのは、チームワークと「力になりたい」と思う気持ちです。
このことは、お祭りだけにとどまりません。世の何事についても言えることではないでしょうか。
例年と同様、今回の観月祭においても、頑張っている仲間たちがたくさんいました。そんな素敵な仲間たちと大きな仕事ができて、とても嬉しく有り難く思っています。

私は、 今回の観月祭で、会場設営や観客誘導等のお手伝いをさせていただきました。
例年同様、今年の観月祭も、諸先生方はじめ多くの方々の協力があったからこそ、無事に行うことできました。
たったひと晩の行事のために、どれだけの時間が費されたのかを考えると、実に感無量の思いです。

観月祭は、来場して下さる方々がいてこそ成り立ちます。今年も多くの皆様方が、遠路足を運んで下さいました。
お忙しい中、観月祭を見るためにお越し下さる方々への感謝の気持ちを、決して忘れてはなりません。

ひとつの行事を成功させるために、全員で力を合わせるのは、とても素晴らしいことだと思います。
今年初参加の1年生、去年に続き活躍する2年生…。こうした後輩たちの心強い姿に接することができたのも、大きな喜びでした。
次回の観月祭においても、今回の反省点を踏まえながら、多くの方々と力を合わせ、本学の伝統を受け継いでいきたいものと願っています。

このたびの第七回観月祭では、前年に引き続き、斎庭係の広報班として仕事をさせていただきました。
斎庭係は、舞台や会場の設営、当日の会場警備等を行います。演者の方々を、言わばバックステージから支えるのが裏方の仕事です。
一見地味な存在ですが、実は観月祭を運営する上で不可欠の役割を担っています。

今回、私は広報班の撮影係として参加しました。
撮影に当たって心がけたのは、演者の方々はもちろん、斎庭係の仕事を多く写真に収めることでした
舞台で注目を浴びる演者とは違って、斎庭係の役割は目に見えにくいものです。
私は準備期間から片付けまで、一通りの作業を撮影しました。
斎庭係の仕事を記録に残し、その大切な役割を「見える化」したかったからです。
今回の観月祭に際しては、サークルのホームページ上で、そうした写真を用いて当日レポートを公開しました。
華やかな演者の影で、観月祭を懸命に支える斎庭係たちの姿を、いささかなりとも伝えることができたのではないかと思っています。
より良い観月祭を目指して、私たちはさらなるステップアップを図っていきたいものと願っています。観月祭に関わったすべての皆さん、本当に有難うございました。

千人に及ぶ参観者が集う観月祭。もはや本学を代表する一大行事へと成長しました。
このビックプロジェクトを担うのは本学の学生たちです。
学生諸君は自発的に集い、各々役割を分担し合い、積極的に動きます。その整然たるチームワークは、まさに本学学生ならではのものではないでしょうか。
各々のメッセージでは、学生諸君のひとりひとりが、実際どのような思いを抱いてこのプロジェクトに関わったのかということが、如実に語られています。
例年同様、観月祭をしっかりと担ってくれた学生諸君を、心から労いたいと思います。