令和2年7月27日
在学生・保護者の皆様
國學院大學
学長 針本 正行
後期授業について
現在、東京都の感染警戒レベルが最高のレベル4に引き上げられるなど、新型コロナウイルス感染症が拡大する状況にあります。その上、終息の見通しが立たないことから、学生をはじめ、教職員の生命、身体を守り、大学の学びを守るために、9月21日から開始する後期の授業も主として遠隔授業で実施することを決定しました。
本年度の前期授業は5月7日より遠隔授業により実施してきました。今般、世界を襲った新型コロナウイルス感染症という未曽有の災禍の中での大学の学びは、学生のみなさんに、戸惑いや不安を抱かせているのでないかと懸念しています。
過日実施した「遠隔授業に関するアンケート」(7月13日実施、回答者4,451名、回答率45%)にも、遠隔授業に関するさまざまな意見が寄せられていました。今後の教学運営に生かしたいと思います。人と人とが丁寧に関わることがとても大事であると認識したうえで、遠隔授業においても教員、職員とが連携して、教育の質を確実に保証した新しい大学教育のあり方を構築していきます。学生のみなさんのご理解、ご協力をお願い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の終息を見通すことは簡単ではありません。本学は、日々変化する状況を慎重に見極めながら、大学としての社会的責任を果たすとともに、在籍しているすべての学生のみなさんが、自己実現を果たし、卒業ができるように、全教職員が一体となって学修支援、経済支援に努めます。
後期授業形態の概要
開始日 : 9月21日(月・祝)
授業形態: 原則として遠隔授業
ただし、実技・実習などの対面授業が必要不可欠と判断される科目に加え、演習など人数調整により安全の確保が見込めると判断される科目については、感染防止対策を講じた上で対面授業を行います。なお、対面で行う授業の具体的な科目は8月7日(金)を目途に学修支援システム「K-SMAPYⅡ」を通じて在学生にお知らせします。
[新型コロナウイルス関連]本学の対応について(まとめページ)
本学の新型コロナウイルス感染拡大への対応を以下のまとめページにて掲載しています。