平成28年10月15日(土)午後4時。
観月祭開始の時刻を迎えました。
参列員の参進。
典儀の茂木貞純神道文化学部教授が開式を宣言。
祭典。
斎主が祝詞奏上。
熊本地震復興を衷心より祈念。
玉串奉奠。
本学赤井益久学長と共に、若木育成会・院友会の各熊本県支部代表の方々が、共々に玉串を奉りました。
相携えて復興祈念のまごころを捧げます。
管絃。
演目は「傾盃楽(けいばらく)」「抜頭(ばとう)」。
秋の思いが、切々と奏でられます。
豊栄の舞。
四季の恵みを讃える神楽歌。
朗々と谺します。
浦安の舞。
津々浦々の安寧を願う「祈りの舞」です。
振鉾。
益荒男が雄々しく登場。
右舞「延喜楽(えんぎらく)」。
雅やかな楽の音。
会場いっぱいに交響。
満席の参集者。
静かに舞台を見つめます。
左舞「賀殿急(かてんのきゅう)」。
秋気愈々深し。
記念撮影。
この達成感!
歓喜が漲ります。
総出であと片付け。
週明け以降も、しばらくあと片付けが続きます。
終了後、参観の方々と懇談。
「今回、会場壁面に舞台の映像が映し出されたのは、嬉しい驚きでした。おかげさまで大好きな観月祭を、マルチで満喫することができました!」
「毎年、観月祭を楽しみに大学を訪れています。本学の観月祭は、いつも静かな喜び、精神的な充足を齎してくれます。一院友として、本学がいつまでもでも古典を重んずる大学であってほしいと願っています」
観月祭に関わったすべての学生諸君、まことにお疲れさまでした。
熱心なご指導を賜った小野貴嗣先生はじめ諸先生方に、心より御礼申し上げる次第です。
(写真 増山さん〈神道文化学部2年〉)