去る10月12日、神道文化学部の井上順孝名誉教授が、米マサチューセッツ州ケンブリッジで開催された「アメリカ芸術科学アカデミー」入会式に出席しました。
アメリカ芸術科学アカデミー(The American Academy of Arts and Sciences)は、アメリカ最古の学術団体です。その歴代会員には、アルバート・アインシュタイン、チャールズ・ダーウィン、湯川秀樹等々、世界の錚々たる知性が名を連ねており、井上名誉教授は、本年4月に「人文科学・芸術」部門の新会員として選出されていました(本HPでも既報)。
「ハーバード大学サンデル・シアターで行われた式典では、懇ろな紹介ののち、登壇して署名しました。私はとりわけデジタル・ヒューマニティズを推進するプロジェクトに関心を持ったので、せめて情報をつなぐ役は、いささかなりとも果たせればと考えています」(井上名誉教授談)。
本学の人文学研究の歴史に大きな一歩を刻んだ井上順孝先生。本学部からも益々のご壮健、愈々のご活躍を、心より祈念申し上げます。