連日の猛暑により、熱中症の危険性が非常に高まっています。熱中症は室内外、昼夜を問わず発生する可能性があります。日頃から体調管理や環境の変化に気をつけ「熱中症予防」に努めましょう。
【活動中気をつけること】
- 適切な休憩
30分に1回が目安です。汗で濡れた服を変えたり、締め切った部屋では換気もしましょう。
- こまめな水分補給
のどが渇いていなくても休憩ごとに摂取しましょう。
- 涼しい服装
できるだけ薄着で、吸湿性や通気性のよい素材にしましょう。屋外では帽子で日光を防ぐことも必要です。
防具をつけるスポーツの人は休憩時には緩めるか、はずして、熱を逃がしましょう。
【熱中症の症状について】
症状の重さによって、下記のように分類されています。
分類 |
症状 |
Ⅰ度 |
めまい・失神 ふらふらする感じや一瞬意識が消失する、「立ちくらみ」(脳への血流が瞬間的に不足する)状態 筋肉痛・筋肉の硬直 「こむら返り」など、筋肉がつる状態 手足のしびれ・気分の不快 |
Ⅱ度 |
頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感 体がぐったりする、力が入らない等があり、判断力や集中力の低下のような「いつもと様子が違う」状態 |
Ⅲ度
重症 |
Ⅱ度の症状に加え、 意識障害・けいれん・手足の運動障害 呼びかけや刺激への反応がおかしい、全身ががくがくと震えている、まっすぐ歩けない状態 高体温 |
環境省熱中症予防サイト http://www.wbgt.env.go.jp/doc_prevention.php