國學院大學（学長：赤井益久）では、初任給の使い道などについて新社会人となる本学４年生にアンケート調査を実施し124名から有効回答を得ました。主な調査結果・調査概要は下記のとおりです。
主な調査結果
◎１位が「両親へプレゼント」（64.5%)、2位が「貯金」（41.1％）で他の項目を大きく上回る（絆やつながりを大切にする姿と堅実な姿勢が観察）
◎3位は「趣味」（33.1%）で自分が好きなもの、興味のあるものにはお金を惜しまない、マイペースで自分のスタイルを貫く消費スタイル相対的に「モノ」に対する興味の低下
調査概要
◎調査方法 ： 学内者専用システムによるインターネットリサーチ（誤差: 誤差値±0.17％ 信頼度95％）
◎有効回答数 ：今年度本学を卒業する大学４年生男女 124名
◎調査日時 ：2015年3月3日（火）～3月18日（水）
◎調査機関 ：國學院大學
解説コメント（要旨）
解説：宮下雄治 （國學院大學経済学部准教授）
今回の調査結果の1位（「両親へプレゼント」）と2位（「貯金」）は昨年調査と同じ結果となり、初任給の使い道としては定番化している。定番の上位2項目に続くのが「趣味」であり、社会人として必要なもの（「仕事用の小物」（5位）、「仕事用のスーツ・ネクタイなど」（6位）を大きく上回る結果となった。自分が好きなものやこだわりのあるものに対する消費意欲の高さが窺える。平成生まれの若者は、比較的周囲に左右されず、マイペースに自分のスタイルを貫くことを大切にする傾向が強く、本調査の結果からもこうした現代の若者の姿を見ることができよう。
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