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言葉を移す、文化を映す(1)
フランス語⇄日本語の文芸翻訳をめぐって
(外国語文化学科《多言語・多文化の交流と共生》プロジェクト)

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2021年2月8日更新

日  時 2021年2月26日(金)18:00-20:00(2部構成)
視  聴 YouTubeライブ配信
配信アドレス:https://youtu.be/Un81yUhePBg
※視聴無料・申込不要(時間になりましたら配信アドレスからご視聴ください)
使用言語 日本語(フランス語を解さなくてもご参加いただけます)
出  演 田久保麻理(翻訳家)
谷口亜沙子(明治大学准教授)
ミリアン・ダルトア=赤穂(翻訳家、Nouvelles du Japon主宰)
司  会 笠間直穂子(國學院大學准教授)
配信機材・
オペレーター
山口典孝(STUDIO JOY)
広報物デザイン 五十嵐哲夫
主  催 國學院大學文学部外国語文化学科
《多言語・多文化の交流と共生》プロジェクト
協  賛 ベルギー王国フランス語共同体政府国際交流振興庁
お問い合わせ 國學院大學文学部外国語文化学科
《多言語・多文化の交流と共生》プロジェクト専用アドレス
kokugakuin.tagengo@gmail.com

 

ひとつの言語から、別の言語へ。言葉を移す翻訳家は、文化の架け橋でもあります。実際の翻訳とは、どんな作業なのでしょう? 今回は、フランス語と日本語のあいだの文芸翻訳に注目します。
第1部では、フランス語から日本語への翻訳で活躍する田久保麻理さんと谷口亜沙子さんに、同じフランス語のテキストをあらかじめ訳していただき、両者を比較してみる「翻訳対決」をおこないます。テキストは、フランス語圏ベルギーの名作小説、ブルドゥクス『ジルの妻』(未邦訳)の一節です。
第2部では、「翻訳対決」のお二人に、日本語からフランス語への翻訳家として知られ、日本語短編小説の仏訳サイト「ヌーヴェル・デュ・ジャポン」主催者でもあるミリアン・ダルトア=赤穂さんを加え、日→仏、仏→日の双方向で、この二言語のあいだの翻訳について、翻訳家の立場から考えていきます。

第1部【翻訳対決!】
田久保麻理×谷口亜沙子
課題図書:マドレーヌ・ブルドゥクス『ジルの妻』

第2部【鼎談:日本語とフランス語のあいだで】
田久保麻理・谷口亜沙子・ミリアン・ダルトア=赤穂

田久保 麻理 Mari TAKUBO
東京都生まれ。翻訳家。慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業。主な訳書に『おわりの雪』『しずかに流れるみどりの川』『四人の兵士』(以上、ユベール・マンガレリ)、『ぼくが逝った日』(ミシェル・ロスタン)、『父さんの銃』(ヒネル・サレーム)、『星の王子さまの美しい物語』(アントワーヌ・ド・サン=テクジュペリ)、『めくってみよう。やさいとくだもの絵本図鑑』(フロランス・ギロー)などがある。

谷口 亜沙子 Asako TANIGUCHI
1977年生まれ。ミシェル・レリスと「詩(ポエジー)」に関する論文によりパリ第7大学文学博士号取得。明治大学文学部フランス文学専攻准教授。著者に『ジョゼフ・シマ 無音の光』(水声社)、『ルネ・ドーマル 根源的な体験』(水声社)。訳書に、ドーマル『大いなる酒宴』(風濤社)、フローベール『三つの物語』(光文社古典新訳文庫/第25回日仏翻訳文学賞)。論文に「ユベール・マンガレリ『冬の食事』 ホロコーストにおける草の根の執行者たち」(『フランス文化研究』)など。

ミリアン・ダルトア=赤穂 Myriam Dartois-Ako
日本現代文学翻訳家。小川糸、ドリアン助川、本谷有希子、中村文則などをフランス語に翻訳。
日本文学を幅広い読者層へ開き、新しい作家を紹介し、日仏翻訳家たちのネットワークを作ることを目的とするウエブサイト「Nouvelles du Japon」を2020年に創立。
https://nouvellesdujapon.com/Twitter : @NouvellesJapon

 

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このページに対するお問い合せ先: 國學院大學文学部外国語文化学科

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