神道文化学部の授業紹介 神社祭祀演習 I

2015年12月19日更新

11月20日(金)、3・4時限の祭式教室。
小野和伸准教授による「神社祭祀演習 I」(2年次)の授業が行われています。

今回は「御扉開閉(みとびらかいへい)」作法の実習。
神さまのいらっしゃる御本殿。
その御扉を開閉する作法です。

後取(しどり)が辛櫃の前へ。
御匙(みひ)・御鑰(みかぎ)を執ります。

宮司が御匙・御鑰を受けました。

御匙・御鑰を捧げ持って御神前へ。
これからが至難の作法です。

御扉の御錠を解きます。

いよいよ御扉が開きました。
警蹕(けいひつ)の声が響きます。

開扉の作法を終え、深揖(しんゆう)。

閉扉の作法が終わりました。
宮司は正中へ。

祭員一同、宮司とともに拝礼。

小野准教授の講評

「来年1月には、いよいよ締め括りの実技試験が行われます。試験は、極度のプレッシャーの中で行なわれることとなるでしょう。プレッシャーを回避する最良の手立ては何でしょうか。それは基本動作をしっかり体得して、自らの作法に自信を持つことです。皆さん、当日は万全を期して臨んでください」

先生のご指示を真摯に傾聴。
正念場に向けた決意が漲ります。

学生の声

「右足からか?左足からか?作法に際しての迷いは、自らの未熟さの現れです。祭式のリズムを身に体すべく、只々実践あるのみです」

早いもので、4月以来の授業も、もはや追い込み。
学生諸君の一層の奮起が期待されます。

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