展開科目

2022年6月1日更新

学科のカリキュラムの全体像は 人間開発学部カリキュラム をご覧ください。

5つの展開科目類(Ⅰ類~V類)

自己の個性と関心に合った得意分野を発見し、その専門性を高めることができます。また、特定の展開科目類に偏らない履修方法も可能です。

Ⅰ類「言語・古典」

日本の伝統文化教育と言語・古典に関する教育の充実

 国語科における言語・古典を重視する方向性を受け、日本の言葉・文学とその歴史、書道などの言語文化に関わる科目を学びます。具体的には、我が国や郷土の伝統・文化のよさを的確に伝えることのできる基本的な国語力を養成する教育指導に卓越し、さらに我が国の古典や文学などの言語文化に触れさせて豊かな感性や情緒を充分に育み、子どもたちの発達の段階に応じてより高度な言語活動を指導する能力の育成を図ります。

Ⅱ類「自然科学」

論理的科学的思考能力を育成する理数教育・自然科学分野の教育の充実

 理数教育のために不可欠な論理的および科学的思考能力を培い、必要な知識と技術を身に付けるための科目を学びます。具体的には、物質・エネルギーや生命・地球などを探るための観察と実験の方法を学び、自然科学に関する基礎的な知識を習得し、算数や理科の授業を充実させる構成力とコンピュータ分析法等を身に付けて、子どもたちに探求と発見の楽しさを教授できる力の育成を図ります。

Ⅲ類「児童英語」

小学校段階の外国語(英語)活動を充実させるための理論と方法

 英語圏を中心とした外国文学に触れたり、英語という言語の成り立ちを学ぶことで言語と文化の基礎知識を習得し、英語によるやり取りを充分に行って英語運用能力を向上させます。これらの学修を通して、子どもたちに外国(英語圏)の言語の構造や文化的な背景を充分に理解させつつ、初歩的な外国語(英語)を通じたコミュニケーションを体験させることのできる外国語指導者としての資質・能力の育成を目標とします。

Ⅳ類「特別支援教育」

特別支援教育における教育実践力の習得

 特別支援学校や特別支援学級、通常学級に在籍する特別な教育的支援の必要な児童生徒に関する知識や指導技術を学ぶとともに、インクルーシブ教育の理念を深め、確かな教育実践力の習得を目指します。児童生徒の持つ個別の教育的ニーズの把握と指導計画の立て方、指導法の理解と評価のあり方など、より実践的な内容を中心とした講義で構成されています。各障害の知識と指導技術を身につけるのみではなく、他者と協調しながら特別支援教育を計画・実行する能力の育成を図ります。

Ⅴ類「幼児教育」

幼・小連携を視野に入れた発達段階プロセスの理解

 幼・小連携を視野に入れながら子どもの生活環境や実態を把握する科目、子どもの身体表現を高めることを企図した科目などを学びます。具体的には、発達段階による子どもの生活習慣や安全への配慮と幼稚園と小学校の相違による教育内容の特異性や課題を充分に把握しつつ、子どもたちに豊かな感性と身体表現を培うことのできる資質・能力の育成を図ります。

このページに対するお問い合せ先: 人間開発学部

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