令和7（2025）年12月3日に国際招聘研究員のリ・ガンチョウ氏の研究計画発表会が渋谷キャンパスで行われました。

　本学の国際交流推進部が行う国際招聘研究員制度では、日本文化・社会に関する各国の研究者を招聘し、国際的学術交流を推進しています。研究期間中は本学教員が研究協力を行い、大学院の授業での議論や本学での調査などを行いながら研究を進めます。

　本日行われたリ氏の研究計画発表会では、「『馬娘婚姻説話』の日中比較」をテーマに掲げた自身の研究における研究対象や先行研究、研究方法、研究活動の現状、今後の研究計画について説明されました。

　その後、参加者から多くの質問やコメントが寄せられ、活発な意見交換が行われました。研究協力者である大石泰夫・文学部教授からは「徹底した資料収集や分析を行い、1つ1つの証拠を積み重ねることが大事である」とアドバイスしました。

　リ氏は今後、本学をはじめとする研究機関などで研究を重ね、研究成果発表会を行う予定です。