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文化講演会が開催されました(令和7(2025)年11月15日)

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2025年11月17日更新

 令和7(2025)年11月15日、渋谷キャンパス常磐松ホールで令和7年度文化講演会が開催されました。

 今回は、「ことばの灯をつなぐ-古典文学から紐解く昔と今」と題し、文芸評論家で作家の三宅香帆氏と、本学文学部日本文学科卒業生(院友)であり、タレントで作家の宮田愛萌氏(令3卒・129期日文)を迎え、現代における古典文学の魅力・解釈について見つめ直すことを目的として、行われました。講演会では「本との出会い」、「「ことば」の過去と現在」、「本を書くこと」の3つをテーマにトークを繰り広げました。執筆活動のこだわりややりがいについての話題では、「同じ動詞でもセリフとなる部分は、場面によってひらがなや漢字を使い分け、表記をあえて統一しないことを意識している」と宮田氏は語りました。

 講演会終盤の参加者から事前に集った質問コーナーでは、「もし、2人が教員として古典文学を教える立場であったら、どのような教え方をするか。また、古典文学を楽しむためのはじめの一歩を教えてほしい」という質問には、「教科書に掲載されていない余談の部分を伝える方法で教える。はじめの一歩としては、漫画や解説書などから古典文学に取り組んでみると楽しめるようになると思う」と三宅氏は回答しました。

 会場に訪れた参加者たちは、熱心にメモを取りながら参加する様子が見受けられました。

 

 

 

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