令和7(2025)年6月15日、埼玉県熊谷市に鎮座する古宮神社にて開催された「田んぼ学校(田植え)」(主催:日本文化興隆財団)に、神道文化学部学生と留学生あわせて19名の学生が参加しました。
当日は、古宮神社に到着後、まず本殿にて斎行された豊作祈願祭に参列し、これから植える稲の順調な生育と豊かな実りを祈念しました。続いて同社集会所にて茂木貞純宮司(本学名誉教授)より「日本人とお米」と題した講話をいただき、神話に記された「斎庭の稲穂の神勅」と稲作と共に歩んできた日本人の歴史についての解説を受けました。
午後からは、古宮神社の神田へと移動し、各々苗束を手に取りながら田植えを行いました。朝方小雨まじりだった天候も晴天へと変わり、水の張られた田んぼに素足で入った学生らは、一掴みずつ豊作への願いを込めながら丁寧に苗を植えていきました。
参加した学生たちは、「日本人にとって稲作がいかに大切なものか知ることができた」「自分の植えた苗がどのように成長するのか、稲刈りが楽しみ」と語っていました。
本学部では、秋の「田んぼ学校(稲刈り)」にも参加の予定です。