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第13回観光まちづくりカフェが開催されました(令和7(2025)年5月28日)

  • 観光まちづくり学部
  • 全ての方向け
  • たまプラーザキャンパス

2025年5月28日更新

 観光まちづくり学部地域マネジメント研究センターが主催する第13回観光まちづくりカフェが5月28日、たまプラーザキャンパスで開催され、学生・教職員、一般の方など50人以上が参加しました。 

 このイベントは、各地域で観光まちづくりに取り組む方や研究者、専門家などのゲストをお招きし、講演やトークセッションなどを通じて観光まちづくりを考える機会として開催されています。今回は、Yプロジェクト代表取締役の島康子氏をゲストにお迎えし、「突端から風をおこす-まちおこしゲリラの挑戦」をテーマに実施しました。 

 第一部では、島氏による講演が行われました。まず島氏は、東京での就職後、地元・大間へUターンしてから、これまで取り組んできた活動について語りました。大間港で大漁旗を持ち、フェリーの出迎えや見送りをする「旗振りゲリラ」の活動を行っていたまちおこしゲリラ集団「あおぞら組」や、北海道新幹線の開業をきっかけとして立ち上げたまちおこしグループ「津軽海峡マグロ女子会」の発足から現在に至るまでの活動についてお話しいただきました。 

 第二部では、同学部の南雲勝志教授がファシリテーターを務め、島氏とのトークセッションを繰り広げました。現在は解散している「あおぞら組」の話題から組織運営についての質問を受けた島氏は「たとえ組織がなくなったとしても、誰かの心の中に活動のDNAが残っていれば、その人を起点に新たな活動を立ち上げていくことができると考えています」と語りました。 

 トークセッションの後は質疑応答の時間がもたれました。学生から、10年後、20年後の展望について質問を受けると「未来に向けて繋げていくことを頑張っていかなければならないと思っています。自分と同じ活動を続けるのではなくても、同じような想いを持って、その時代に合った視点で新しいことを起こしてくれる人たちがいる街になって欲しい」と今後を語りました。そのほかにも、仕事や家庭とまちづくり活動の両立についてや、活動に対する地元住民からの反応の変化についてなど、多様な質問が飛び交い、会場は活気を呈していました。 

このページに対するお問い合せ先: 広報課

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