令和6(2024)年11月24日に、令和6年度文化講演会「國學院×皇學館 『駅伝師弟監督』対談―前田監督・寺田監督が『駅伝』の今をそして未来を語る―」が渋谷キャンパス常磐松ホールで開催され、学内外の学生や陸上競技部関係者、駅伝ファンの方など約200人が参加しました。
今回の講演会では、平成21(2009)年より國學院大學陸上競技部監督に就任し、同部を強豪へと導いてきた前田康弘監督=写真左から2人目=と、学生時代に前田監督就任当初の同部のエース選手として活躍した寺田夏生・皇學館大学駅伝競走部監督(平25卒・122期健体=同左から3人目)を登壇者に迎え、長らく駅伝中継・実況に携わったフリーアナウンサーの上重聡氏を司会に招き、選手時代から監督としての現在の活動に至るまで、クロストーク形式で「駅伝の今と未来」について語っていただきました。
話の内容は、監督としての選手たちへの関わり方やチーム作りの重要性・スカウトの苦労、寺田監督が学生時代の前田監督の指導スタンスについてや、平成23(2011)年の第87回箱根駅伝10区でアクシデントが起きた真相など多岐にわたり、上重アナウンサーから繰り広げられる質問に対する両監督からのユーモアを交えた回答に、終始会場は賑わいを見せていました。
会の最後には、前田監督からの第101回箱根駅伝に向けた、寺田監督からの今後の全日本大学駅伝に向けた抱負が語られ、会場は参加者からの盛大な応援の拍手に包まれていました。