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国際シンポジウム「EUにおける農村開発とボトムアップによる観光振興を考える」が開催されました(令和6(2024)年5月24日)

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広報課

2024年5月24日更新

 令和6(2024)年5月24日に、たまプラーザキャンパスで国際シンポジウム「EUにおける農村開発とボトムアップによる観光振興を考える-LEADER助成によるギリシャ・エーゲ海島嶼地域の事例報告から-」が開催されました。

 このシンポジウムは、1991年にEU加盟国内でスタートした資金助成プログラム「LEADER」の効果について、深く掘り下げたもの。國學院大學観光まちづくり学部 石本東生研究室が主催し、國學院大學研究開発推進機構・國學院大學観光まちづくり学部地域マネジメント研究センターの協力、ギリシャ大使館・日本ギリシャ協会の後援、観光産業ニュース「トラベルボイス」の協賛で開催されました。

 西村幸夫・観光まちづくり学部長からの開会のあいさつ、来賓のギリシャ大使館のスタム・マリナ氏のあいさつの後、第1部は、石本東生・観光まちづくり学部教授による基調講演と、イラクリオ開発会社のマヴロヤニス・ヨルゴス氏とタヴラドラキ・アマリア氏、ドデカネス開発会社のジフォス・コンスタンティノス氏によるプレゼンテーションが行われ、ギリシャのエーゲ海地域で最もポピュラーな観光地とされるクレタ島やロードス島などにおける、地方からのボトムアップでの観光振興施策の実態について詳しく説明がなされました。

 第2部は、第1部の登壇者に加え、司会として中嶋真美氏(玉川大学教授)も加わり、パネルディスカッションが行われました=写真。第1部で紹介された「LEADER」助成の具体的な採択例ついても取り上げながら、会場の質問からに答える形で進行され、質問が絶えない状況でした。登壇者はそれぞれの立場から「LEADER」の支援の意義の本質について丁寧に解説されていました。

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