このたび、令和6年2月19日（月）～21日（水）・3月5日（火）～7日（木）の2期にわたり、書道講座が開催されました。

本講座は、院友神職会の支援を受けた学部教育補助費を活用した企画であり、学部生・専攻科生・別科生を対象とする日本文化・神道文化についての各種講座のひとつとして開催されているものです。講師は本学文学部日本文学科准教授の橋本貴朗先生にお務めいただき、第1期は各回13～14名、第2期は各回11～12名の学生が参加しました。

書道教室（3501教室）に参集した受講者は、まず講師の指示により準備を整え、それぞれ固形墨を磨りながら講座の趣旨および流れについて講師の説明を聞きました。その後、各自筆をとって練習に入り、ひとりひとりが順番に講師の丁寧な添削を受けていました。また、適宜講師による全体的な説明も挿みつつ、各々集中した静謐な空気の中で講座の進行がなされました。3日間にわたり、2限から4限の時間帯を使って集中的に専門の先生の添削指導を繰り返し受けられる、大変充実した内容となりました。

本講座を含め、学部の提供する各種講座は、通常の授業とはまた異なる貴重な学習体験が得られる時間となっています。神職を目指す学生はもとより、日本文化・神道文化についての教養を深めたい学生にとっても得るところが多いと思いますので、是非、今後も多くの方にご参加いただければと思います。