観光まちづくり学部の授業「観光まちづくり演習Ⅱ」の合同発表会が1月16日、たまプラーザキャンパスで行われました。
「観光まちづくり演習Ⅱ」は同学部2年生の必修授業であり、実際にまちを訪れ、グループごとに地域の魅力や課題などを総合的に把握・分析し、最後はA1サイズのポスターやスライドにまとめていきます。今回の対象地域は鎌倉市。学生たちは約3ヶ月をかけて、調査計画の策定や予備調査、現地調査や分析などに取り組んできました。
この日の発表会では代表として選ばれた5グループが、鎌倉市の魅力を生かした宿泊や交通渋滞への対策、店舗が「鎌倉」の地名を利用する背景などをテーマに掲げ登壇しました。学生たちは、さまざまなデータや他地域などとの比較結果などを示しつつ、自分たちの調査・分析結果や提案を発表しました。発表後には質疑応答の時間も設けられ、学生や教員、鎌倉市の関係者などから多くの質問が寄せられ、教室は活気を呈していました。
講評を述べる西村学部長
全グループの発表後には、鎌倉市の方々と同学部の西村幸夫学部長、ジョルダン・サンド特別招聘教授から講評が行われ、助言や学生への激励が寄せられました。西村学部長は「グループでの活動は、合意形成などで苦労した点もあったと思う。役割を分担し、調査や分析を行い、最後のアウトプットに向けて全員で取り組むことは非常に重要。一緒になって取り組むことで、一人よりもより素晴らしい結果を得られる。この経験を大事にしてほしい」と学生たちへ語りかけました。