令和5(2023)年4月19日に令和5年度特別講座「日本文化論」の第1回目が開講されました。
今年度の特別講座は杉山林継・名誉教授が講座コーディネーターとなり、本学教員たちがそれぞれテーマを掲げて講座を行います。
日本では周辺の国々から流れ込んだ文化が長い歴史の中で定着し、変化し、今日に伝えられています。本講座では、日本人が長い間大切にしてきた文化現象、鏡、剣などを取り上げ、日本文化とは何か、日本人とはどんな人間なのかを考えることをテーマとしています。
第1回目となる今回は、鏡を題材として杉山名誉教授が担当しました。日本に住む人々が最も早く入手した青銅鏡である「多鈕細文鏡」についての調査をはじめ、「鏡」の研究について解説がなされました。
杉山名誉教授によるこれまでの調査に基づいた見解も示され、参加者たちは熱心にメモを取りながら講座に参加し、講座終了後も見解について意見を交わしていました。
本講座は受講にあたってのお申込みが必要です。
詳細は以下からご確認いただけます。