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第8回 法科大学院修了生による前期論文対策講座

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2017年7月22日更新

 7月5日(水)に、『 法科大学院修了生が教える 「論文」はじめの一歩 が法廷教室にて開催されました。これは、主に法学部1年生を対象とした企画で、期末試験間近のこの時期に、基本的な事例問題を題材に、法科大学院修了生が論文試験に向けて書き方の基本を教えるというものです。好評につき、今年で8回目の開催となりました。

 学部の3,4時限目を利用した講座には、1・2回目を合わせて45名の法学部生が参加しました。

  1年生の必修選択科目である民法総則の中から心裡留保から基本的な事例問題を作成し、どのよう論述式の問題を攻略するかを解説します。初めて論述式の問題を受ける1年生の不安の解消の手助けをしています。講師を務めた法科大学院修了生がかつて大学1年生だった頃の勉強の苦労話なども交えるなど、学部生に寄り添った語り口で進められました。

 最初に、法律用語の解釈や法的三段論法について丁寧に説明し、次に、法学部生は、修了生が作成した心裡留保の問題を使ってその場で答案を作成します。修了生は、問題に取り組んでいる法学部生に個々に声を掛けて答案のコツを教えたり、法学部生からの質問に受け答えしたりするなど、和やかな雰囲気の中で進められました。また、答案が時間内に仕上がった場合には、添削指導も行われました。 問題に取り組んでから約40分経過したところで、問題の解説をしました。

 参加した法学部生にとっては、試験対策だけでなく、今後の学習やレポート作成の参考になったのではないでしょうか。講座終了後の参加者アンケートでは、「実際に三段論法を使って事例問題を解いたことがなかったので大変参考になった」、「定期的に開催して欲しい」といった意見、感想が多く見受けられました。後期には、債権各論をテーマにした試験対策講座を実施する予定です。また、法科大学院修了生による勉強会が前期・後期に各10回実施されていることについて説明がされたところ、「全く知らなかったので、参加してみたい」という声もありました。   参加者した法学部生の皆さん、今回の講座で気づいたこと、学んだことを活かして、期末試験を頑張ってください!

【お知らせ】

※今回の単発の講座と形式は変わりますが、「法科大学院修了生による勉強会」も行っております。2年生以上が対象ですが、1年生でも関心のある方は、こちらにもぜひご参加ください。少人数で、一人一人のレベル・要望に合わせて実施しています。また、途中からの参加も可能です。下記大学院事務課までお問い合わせください。

※後期(1月上旬予定)にも、論文対策講座を実施する予定です。債権各論から事例問題を作成します。今回より、少しレベルアップした内容になりますので、ぜひ活用してください。

このページに対するお問い合せ先: 大学院事務課

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