國學院大學(学長:針本正行)と三重県鳥羽市(市長:中村欣一郎)は7月19日、市の観光まちづくりに関する知識や経験と、大学が保有する知的財産や人材、技能などを活かし、観光まちづくりの分野で連携、協力することに合意し、基本協定を締結しました。
▼協定締結の事項
- 地域の活性化に関する事項
- 地域社会や地域の歴史・文化の振興、発展に関する事項
- 地域経済、地域産業の振興、発展に関する事項
- 資源管理や環境への取組に関する事項
- 国際交流と国際相互理解に関する事項
- 人材育成に関する事項
- その他、知見等や知的財産等を活かし、連携及び協力することができる事項
▼「観光まちづくり」とは
「地域に対する深いまなざしに基づき地域社会の現状と課題を理解し、地域資源の保全活用と地域を動かす多彩な人々の形成によって、地域を主体とした観光や交流を促すとともに、活力あふれる地域を実現すること」と規定しています。
▼本学・針本正行学長コメント
4月に開設した國學院大學観光まちづくり学部では「地域を見つめ、地域を動かす」をモットーに、地域の個性を見つけ、磨き、地域から学び、地域を生かす未来につながるまちづくりを目指しています。実現に向けては人との繋がりが大切と考えており、鳥羽市のさまざまな方と繋がりながら、今だから必要な地域づくりや人材づくりによって鳥羽市の課題解決にも寄与できるよう、一緒に取り組んでいきたい。
▼鳥羽市・中村欣一郎市長コメント
鳥羽市は、観光地としてはもちろん、さまざまな特徴を有しており、研究対象として多くの題材を提供できるのではないかと考えている。この協定を契機に相互に協力し、地域を動かしていけるような多彩な人材育成に取り組むことに期待し、良い関係を築いていきたい。
▼今後の取り組み予定について
國學院大學観光まちづくり学部の学生が市内の観光関連施設等において、フィールドワークを実施すること等を予定している。