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岡野弘彦名誉教授が文化勲章を受章されます

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2021年10月27日更新

 政府は10月26日、今年度の文化勲章受章者9人を発表し、歌人の岡野弘彦名誉教授(文化功労者、日本芸術院会員)が選ばれました。本学卒業生での文化勲章受章は初めてとなります。

 岡野名誉教授は、大正13年生まれ。本学在学中に折口信夫元教授が指導する短歌結社に加わり創作を始め、昭和32年に本学文学部専任講師、36年助教授、44年教授。学生部長、文学部長、折口博士記念古代研究所所長などを歴任しました。

 本学教員として教壇に立つ傍ら、歌作に励み、昭和47年に歌集「滄浪歌」で釈迢空賞。54年から宮中歌会始の選者となり、58年からは宮内庁御用掛(御歌)として、昭和天皇をはじめ皇族方の和歌指導を四半世紀にわたり務めました。63年に紫綬褒章、平成10年に勲三等瑞宝章、25年に文化功労者。

 文化勲章の親授式は11月3日に皇居で行われます。

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