NEWS

第10回成人加冠式 新成人代表の所感 その2

  • 神道文化学部
  • 在学生
  • 受験生
  • 卒業生
  • 企業・一般
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

神道文化学部長 武田秀章

2017年2月10日更新

次の世代へ(神道文化学部2年 内海さん)

10th_am_co_02_01

昨年の成人加冠式で、私は「豊栄の舞」の舞人としてご奉仕させていただきました。厳粛な雰囲気の中で、静かに舞を見守る新成人の方々の佇まいが、とても印象的でした。まさか自分が来年そこに参列できるとは思ってもいませんでした。
けれども、前回参列したサークルの先輩方から強く勧められ、また今年度からインターネットでの申込みができるようになった事もあって、おかげさまで今回の加冠式に参列させていただく運びとなったのです。

10th_am_co_02_02

当日は、萌黄会の皆さんがスムーズに着付けをしてくださいました。今年度から新たに「振鉾」というお清めの舞も加わりました。多くの方々の献身的なお力添えをいただきながら、共に歩んできた仲間たちと、成人の門出を祝うことができました。
今年度は、昨年引退された先輩方が「豊栄の舞」を奉納しました。前回自分が緊張のなかで舞ったあの時とは違う、静かで優美な舞を、間近で拝することができました。只々感謝の思いでいっぱいです。

10th_am_co_02_03

4月以降、私は3年生に進級します。サークル活動など多くの場面で、下級生を引っ張っていく立場となります。
「今まで先生方や上級生から受け継いできたものを、次の世代へしっかりと伝えていこう…」
そんな思いを新たにしました。
ご多忙中御指導を賜りました先生方、まごころ籠めてお祝いしてくださった皆様方、本当にありがとうございました。

一年越しの悲願(文学部日本文学科2年 村山さん)

10th_am_co_02_04

先日、新成人として成人加冠式に参列させていただきました。
昨年の成人加冠式。私は「加冠の儀」で女子の額当の加冠補助を、「祝賀の儀」で豊栄舞の奉納をさせていただきました。

10th_am_co_02_05

私が成人加冠式の存在を知ったのは入学後のことでした。先輩方の晴れ姿を拝見し、来年はぜひ「祝われる側」として参列しようと心に決めておりました。

10th_am_co_02_06

おかげさまで一年越しの念願が叶い、晴れの舞台に立つことが出来ました。
地元で参列した成人式とはまた違った、荘厳厳粛な式典。成人という節目を、心から実感させていただきました。
私をここまで育んでくださった皆様方に恥じることのないよう、これからの人生を、しっかりと歩んで行きたいものと願っています。

感銘と感謝と(文学部日本文学科2年 荒津内さん)

10th_am_co_02_07

このたび、第10回成人加冠式に、新成人として参列させていただきました。
私は日本文学科に所属しながら、神職課程を履修し、多くのことを学ばせていただいております。
私にとって國學院大学は、多くの知識や研究と触れ合うことが出来る、大好きな学びの場です。

10th_am_co_02_08

その大好きな母校で、日本の伝統的な成人儀礼、成人加冠式に参列させていただきました。それは私にとって、とても感銘深い経験になりました。
10年目の節目を迎えた加冠式。60名を超える新成人の仲間と共々に、心の籠ったお祝いをしていただきました。
式典に向けての諸準備、式の細かな次第と役割分担、様々な舞楽の稽古、何日にも及ぶあと片付け…。成人加冠式という式典が、多くの方々の熱心なご協力があってこそ、はじめて成り立つものであることを、しみじみと実感させていただきました。
お忙しい中、私たち新成人のために貴重な時間を割いてくださった方々に、心より感謝申し上げます。

これよりのちは、成人という立場をしっかりと自覚し、率先多くのことに励み、大学生活を全うしていきたいものと願っています。
私を育ててくれた家族、周りで支えてくれた友人たち、ご指導をいただいた日本文学科・神道文化学部の先生方…。
これまで見守ってくださったすべての皆様方に、心より御礼申し上げます。

武田秀章学部長より

10th_am_co_02_09

新成人の皆さんが届けてくれたメッセージの数々。
「いろいろと大変だったけれども、加冠式を行った甲斐があった…」
そんな思いを噛み締めています。
会場いっぱいに漲る歓喜の波動。
新成人の皆さんの輝くような笑顔。
加冠式の感動体験を、ぜひ明年に繋いでいきたいものと願っています。

(写真 増山さん〈神道文化学部2年〉、神道文化学部教員有志)

このページに対するお問い合せ先: 神道文化学部

MENU