10月19日(土)、第10回観月祭の当日を迎えました。
早朝、まず神殿参拝。
朝礼ののち、学生皆が大車輪で準備に取り掛かります。
会場設営、高欄組み立て、火鉢の炭火起し…。
宵闇迫るなか、いよいよ開演です。
学生たちが次々と舞台に立ち、半年間の稽古の成果を、全身全霊で披露しました。
楽の音の、朗々たる響きと舞人たちの、驚くべき律動。
雅楽の調べとその醍醐味を、心から満喫する一夜となりました。
終了後には、統括指導戴いている小野貴嗣先生から次のような講評を戴きました。
「今回の観月祭では、皆さんが共有する「和の心」の在り様が、如実に示されました。技術の上達もさることながら、國學院大学の学生ならではの「品位」と「精神性」が、隅々まで息付く観月祭となったと思います。半年間、皆さん本当によく頑張りました」
令和の御代の幕開けにふさわしい、素晴らしい観月祭。
感動の余韻が、しばらく続きそうです。
御来場戴き、声援を下さりました皆様方に本学部より心より御礼を申し上げます。