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4大学合同リーガルクリニック最終報告会

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2010年9月15日更新

 去る9月3日(金)、渋谷パブリック法律事務所でリーガルクリニックを行う4大学合同で、「リーガルクリニック最終報告会」を開催しました。
 4大学の学生が集合するのは、4月に実施したガイダンス以来です。
 
 國學院大學から1チーム、國學院大學・獨協大学混成チーム、明治学院大学から2チーム、東海大学から1チームの計5チームが、この4ヶ月の間に携わった事件のうちから一つを選び、事件の概要・経過説明、依頼者との対応、解決策の検討等について発表を行いました。
 持ち時間は、報告が20分、質疑応答が20分ですが、複雑に絡み合った事件の概要を端的に説明することは難しく、持ち時間をオーバーするチームも。また、質疑応答では、「別の主張の仕方があったのではないか」「なぜ、その方策を選んだのか」など厳しい意見が飛び交いますが、学生の必死に食らいつく姿が成長を感じさせてくれます。

國學院大學・獨協大学混成チームによる報告

國學院大學・獨協大学混成チームによる報告

 こちらは、四宮 啓教授の下、唯一刑事事件を専門に扱った國學院チームの発表の様子です。
 刑事事件は、弁護人として選定されると、即出動、依頼者との接見、検察官、裁判官への意見書提出、関係者への事情聴取など、立て続けの対応が必要となります。学生達も、事件発生から一ヶ月近くは、面会や聴取、申立書起案などに追われる毎日を送ったようです。被疑者への衣類の差し入れも学生たちの手で行われました。

パワーポイントによる事件の概要説明

パワーポイントによる事件の概要説明

 どのチームも、4ヶ月とは言え、生の事件に触れ、密度の濃い時間を過ごしたようです。報告会はもちろん、終了後に行われた懇親会でも、各々、充実感に溢れた笑顔を見せていました。

 リーガルクリニックの充実は、渋谷パブリック法律事務所の弁護士の先生方による熱心なご指導なくしてありえません。この場を借りて、感謝申し上げます。

終了後の懇親会の様子

終了後の懇親会の様子

このページに対するお問い合せ先: 法科大学院事務課

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