令和6年度 オンライン公開講座
「中東産油国における
脱炭素社会への取り組みと日本」
講師:細井 長 ほそい たける(國學院大學経済学部教授)
【講座概要】
かつて何もない貧しい砂漠地帯だった中東産油国は「石油」によって、めざましい発展を遂げ、日本とはレベルが異なる世界有数の豊かな暮らしを営む地域となっています。こうした中東産油国の成り立ちと現状をまず、概観します。
現在、脱炭素社会の実現が世界的課題となっていますが、もし、完全名だsつ炭素社会が実現すると、中東産油国にとっては自らの生命線である「石油が売れない」状況になってしまいかねません。中東はこうした状況にどのように対応しようとしているのでしょうか。
最後に、石油資源をもたない日本にとって中東はその供給元として極めて重要な地域です。今後、どのような関係を構築すべきかを考えてみたいと思います。
〈アウトライン〉
1.中東産油国はどのような国々なのか?
・地理説明
・石油による「豊かな国」実現までの過程
・人々はどのような暮らしぶりなのか
2.「石油が売れなくなる」時代への対応
・脱炭素社会の潮流と中東産油国
・それでも石油を売りたい中東
3.日本との関係
・石油輸入依存度9割超
・中東における中国(企業)の台頭と日本に求められること
配信日 |
令和6年12月2日(月)~ 令和7年1月31日(土) |
申込締切日 |
令和7年1月24日(土) |
申込方法 |
・上記公開講座専用ページからお申し込みください。 ※お申込みには、無料会員登録が必要となります。 |
受講料 |
1,500円(税込) 支払方法は、「クレジットカード」「コンビニ(ペーパーレス)決済」よりお選びいただけます。 |
受講方法 |
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お問い合わせ |
國學院大學エクステンションセンター TEL::03-5466-0270 e-mail : jigyou★kokugakuin.ac.jp (★を@に変えてください) |
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通信容量を気にせずアクセスできるインターネット環境が必要となります。
細井 長
研究分野
国際経済学、中東地域経済
論文
カタール危機の経済的影響-貿易面から見た経済制裁の成否-(2023/09/30)
湾岸諸国における産業政策としての政府系企業育成(2020/03/25)