令和 6 年度 オンライン公開講座
「死者と生きる
-私たちは死といかに向き合ってきたのか-」
・主催:國學院大學
・共催:一般財団法人冠婚葬祭文化振興財団・互助会保証株式会社
【講座概要】講座コーディネーター:大道 晴香 (國學院大學准教授)
本講座では、これまで日本社会の中に存在してきた死生観について、とりわけ「死者との向き合い方」から考えてみたいと思います。
人々が「死」をいかに捉え、死者との間にいかなる秩序を築いてきたのかを知ることは、反転して、私たちの「生」のあり方を照射することにもつながるでしょう。
古代から現代に至るまで、人々の生活や社会のなかで育まれてきた「死者との向き合い方」を、多様な学問の観点からお話しいただきます。
回数 | 配信日 | タイトル | 講師 |
第1回 | 6月7日 | 人間・遺体への認知とモニュメント化 ‐原始・古代日本列島の場合‐ |
笹生 衛 (國學院大學教授) |
第2回 | 6月21日 | 中近世の日本人と「死後」のイメージ |
今井 秀和 (共立女子大学講師) |
第3回 | 7月5日 | 死者との距離 ‐葬送の場と人‐ |
川嶋 麗華 (國學院大學助教) |
第4回 | 10月4日 | 社会的な死の文化史 ‐ハンセン病者をめぐる儀礼‐ |
柏木 亨介 (國學院大學准教授) |
第5回 | 11月8日 | 民話にみる死と生 ‐蘇生・鎮魂・転生‐ |
飯倉 義之 (國學院大學教授) |
申込締切日 |
令和6年5月30日(木) |
受講方法 |
オンデマンド(録画)配信 (YouTube限定公開) 1回:90分 配信日から1ヶ月間ご受講頂けます。 配信期間内であれば、ご都合の良いお時間に何時でもご受講頂けます。 |
受講料 |
11,000円(全5回) |
申 込 方 法 |
・上記公開講座専用ページからお申し込みください。 専用ページ内から、クレジットカード決済又はコンビニ支払いの決済方法をお選びいただけます。 |
お問い合わせ |
國學院大學エクステンションセンター TEL:03-5466-0270 e-mail : jigyou★kokugakuin.ac.jp (★を@に変えてください) |
※視聴には、各自のデバイス(パソコン・スマートフォン・タブレットなど)及び、
通信容量を気にせずアクセスできるインターネット環境が必要となります。
飯倉 義之
研究分野
口承文芸学、民俗学、現代民俗
論文
柳田國男と/民俗学と写真―方法論の不在について―(2023/08/05)
オカルトを買っておうちに帰ろう : 「コンビニオカルト本」の私的観察史(2023/04/01)
大道 晴香
論文
江戸川乱歩と交霊術-神秘か、はたまたトリックか(2022/12/22)
願いを叶えるには「どこの神社に行くべきか」:神道系スピリチュアリティにおける神社選びの基準について(2022/12/15)
柏木 亨介
研究分野
民俗学・文化人類学
論文
戦後神道研究における民俗学の位置−民俗学的神道研究の展望−(2022/12/15)
真宗門徒の死者供養にみる民俗的心意−愛媛県今治市大三島町野々江のイハイを背負う盆踊り−(2022/09/15)
笹生 衛
研究分野
日本考古学、日本宗教史
論文
宗像・沖ノ島における古代祭祀の意味と中世への変容―人間の認知と環境変化の視点から―(2023/03/31)
「災い」神を変える―9・10世紀における災害対応と神の勧請―(2022/01/25)