日時 | 6月24日(土)14時30分~16時30分 |
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会場 | 渋谷キャンパス2号館1階 2102教室 |
講師 | ルダシングワ真美、ガテラ・ルダシングワ・エマニュエル |
問い合わせ | 小手川正二郎(1216)研究室 kotegawa*kokugakuin.ac.jp(*を@に替えて下さい) |
東アフリカに位置するルワンダ共和国には、1994年に起こった大虐殺や、医療の不足、病気、また交通事故のために、手足を切断する人が多数います。手足を失った障害者は国からの保障もなく、不自由な生活を送っており、障害のために仕事に就くことも厳しく、自立をしたくてもできない現状があります。講演者のルダシングワ真美さんとガテラさんは、1997年にルワンダの首都キガリに義肢製作所を設立し、現地でNGO「ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト」を立ち上げ、これまで延べ1万1000人に義足や装具、杖、車いすなどを無償で提供してきました。
本講演会では、ルワンダにおけるワンラブ・プロジェクトの活動についてお話しいただき、日本人ができる「国際協力」とは何かについて考えます。また、ルワンダ大虐殺の大きな要因ともなったヨーロッパ諸国による植民地政策の負の遺産や、日本がアフリカに向けるステレオタイプ的なまなざしについても、参加者とともに考え、日本から見たアフリカ、アフリカから見た日本について考えるきっかけとできたらと思います。
どなたでも参加可能ですので奮ってご参加ください。