日 時 | 2022年11月19日(土)16:00-18:00 |
参加方法 |
・会場参加 ・YouTubeライブ配信 |
使用言語 | 日本語・フランス語(フランス語を解さない方もご参加いただけます) |
出 演 |
田久保麻理(翻訳家) |
司 会 | 笠間直穂子(國學院大學准教授) |
配信機材・ オペレーター |
山口典孝(STUDIO JOY) |
広報物デザイン | 五十嵐哲夫 |
主 催 | 國學院大學文学部外国語文化学科 |
備 考 |
Facebookイベントページ Twitter: @Kokugakuin_GBN |
お問い合わせ | 國學院大學文学部外国語文化学科 《多言語・多文化の交流と共生》プロジェクト専用アドレス kokugakuin.tagengo@gmail.com |
こどもの本は、どのように翻訳されるのでしょうか?
こどもは、どのように本を通して複数の言語とかかわるのでしょうか?
2020年度に好評を得た「言葉を移す、文化を映す(1)フランス語⇄日本語の文芸翻訳をめぐって」の3名のゲストをふたたびお招きします。
田久保麻理さんと、ミリアン・ダルトア=赤穂さんは、絵本・児童書も手がける翻訳家。そして、ミリアン・ダルトア=赤穂さんと、谷口亜沙子さんは、日本語とフランス語の二言語を使う家庭で、こどもを育てています。こども・本・翻訳と深くかかわってこられたみなさんとともに、三者の関係を考えます。
第1部は、一昨年度につづき、田久保麻理さんと谷口亜沙子さんによる「翻訳対決」第2ラウンド! 今回,お二人に訳していただくのは、フランスで人気の児童向け物語、『くさいぬ』Chien pourri(未邦訳)の一節です。
第2部は、具体的な絵本・児童書を紹介しながら、「翻訳された児童書との付き合い」、「こどもと多言語で読むこと」、また「翻訳者として児童書とどう向き合うか」について、ゲストのみなさんと話しあいます。会場や、YouTubeコメント欄からのご質問も歓迎します!
第1部【翻訳対決!】
田久保麻理×谷口亜沙子
課題図書:コラ・グットマン、マルク・ブタヴァン『くさいぬ』
Colas Gutman – Marc Boutavant, Chien pourri (L’école des loisirs, 2013).
第2部【鼎談:こども・本・翻訳】
田久保麻理・谷口亜沙子・ミリアン・ダルトア=赤穂
出演者プロフィール
田久保 麻理 Mari TAKUBO
東京都生まれ。翻訳家。慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業。主な訳書に『おわりの雪』『しずかに流れるみどりの川』『四人の兵士』(以上、ユベール・マンガレリ)、『ぼくが逝った日』(ミシェル・ロスタン)、『父さんの銃』(ヒネル・サレーム)、『星の王子さまの美しい物語』(アントワーヌ・ド・サン=テクジュペリ)、『めくってみよう。やさいとくだもの絵本図鑑』(フロランス・ギロー)などがある。
谷口 亜沙子 Asako TANIGUCHI
1977年生まれ。ミシェル・レリスと「詩(ポエジー)」に関する論文によりパリ第7大学文学博士号取得。明治大学文学部フランス文学専攻教授。著者に『ジョゼフ・シマ 無音の光』(水声社)、『ルネ・ドーマル 根源的な体験』(水声社)。訳書に、ドーマル『大いなる酒宴』(風濤社)、フローベール『三つの物語』(光文社古典新訳文庫/第25回小西財団日仏翻訳文学賞)。論文に「ユベール・マンガレリ『冬の食事』 ホロコーストにおける草の根の執行者たち」(『フランス文化研究』)など。
ミリアン・ダルトア=赤穂 Myriam Dartois-Ako
株式会社フランス著作権事務所代表取締役。日本現代文学翻訳家として小川糸、ドリアン助川、本谷有希子、中村文則などをフランス語に翻訳。日本文学を紹介するウェブサイト「Nouvelles du Japon」を2020年に創立。https://nouvellesdujapon.com