今年度の國學院大學文化講演会は、新型コロナウイルス感染症の収束の見込みが立たず、
大学にお越しいただくことは難しい状況となっているため、
ご自宅にいながら講演会をご視聴いただけるようYouTubeにて、オンライン配信よる開催といたします。
「古代の祭りと疫病・災害」と題し、岡田莊司 國學院大學名誉教授にご講演いただきます。
【講演内容】
日本列島に住み始めた私たち祖先は、自然の厳しい環境、水害・飢饉など度重なる災害の苦難と疫病流行に出会ってきました。
こうした苦難を克服するため、共同体の社会が形成され、互いに助けあい、農耕の共同社会のなかで神社と神道が生れました。
災害や疫病が多いことが、神社と神道を古代から現代まで必要としつづけてきたのです。
古代の祭りは、災害や疫病を鎮め、農作物の豊穣に感謝してはじまりました。
神話(天上)のなかには、祭祀の理念が示され、歴史(天下)のなかで、祭祀の体系が確立しました。
ことしは『日本書紀』撰上千三百年にあたります。神話と歴史のなかで、継続してきた神道と祭祀について語りたいと思います。
【講演は2部構成となっており、それぞれ45分の内容となっております。】
第一部(前編)『日本書紀』神話と古代祭祀
『日本書紀』撰上1300年
祭祀の本義「宝鏡奉斎の神勅」「斎庭の穂の神勅」
「崇神紀」三輪山祭祀の成立と伊勢神宮
天皇と神々の循環型祭祀体系
第二部(後編)平安時代の信仰と都市祭礼
神道史の基本体系 信仰史の変容
祇園祭と都市祭礼(御旅所祭祀)の展開
配信期間 |
令和2年11月25日(水)(予定)~ 12月末日まで配信(YouTube) |
演 題 | 「古代の祭りと疫病・災害」 |
講 師 | 岡田 莊司 國學院大學名誉教授 |
受 講 料 | 無料 |
申 込 方 法 |
QRコードを読み取りいただくか、 お申込みフォームよりお申込みください。 |
申 込 期 間 |
10月21日(水)~12月24日(木)まで |
お問い合せ |
國學院大學エクステンションセンター TEL:03-5466-0270 FAX:03-5466-0394 e-mail: jigyou@kokugakuin.ac.jp |
お申込みフォーム:https://k-form.kokugakuin.ac.jp/m?f=465