2025年6月9日更新
國學院大學哲学会は、國學院大學文学部哲学科の教員、卒業生の有志などを会員とし、哲学の研究と会員相互の親睦を図ることを目的として、1986年に創設されました。
これまで、総会と会報発行を主な活動としてきましたが、2022年の会報最終号の発行を区切りとして、現在は哲学会賞の授与組織へと活動形態を移行しました。
千田 義光(元専任教員) 哲学会を振り返って
越前谷悦子(76期) そして今「哲学会」と私
矢島 杜夫(79期) 卒業後半世紀を経て
大濱 信宏(87期) 感謝とお詫び
高野 正史(81期) 哲学会あれこれ
小本 利明(104期) 或る修行遍歴時代
須藤 典子(91期) では また来年
鶴田 邦夫(66期) 「死語」の話
【編集後記】木原志乃・哲学科教員一同
この賞は本学哲学科の学生で卒業論文の優れた者を表彰するものです。 表彰の対象者は、当該年度に本学哲学科に在籍し、卒業論文の指導教員を原則として本学哲学科専任教員とし、定められた期日までに卒業論文を提出した者です。
審査は、卒業論文選考委員会を経て
但し、該当者がない場合は、この限りではありません。 表彰式は卒業式に行われ、受賞論文は哲学科が編集する雑誌『希哲』に掲載されます。
2025年(133期)・・・(全文は『希哲』第9号に)
・佳良賞
伊藤奈央 プロティノスにおける魂の一性について
小原真緒 歌川国芳研究―水の表現とイメージの源泉―
泰楽詩織 九鬼周造の『「いき」の構造』に基づく日本文学における美と倫理の関係性
三浦結衣 スピノザにおける幸福について
2024年(132期)・・・(全文は『希哲』第8号に)
・優秀賞
原子龍之介 善は如何にして可能か?―『存在と時間』における「気づきの倫理」
・佳良賞
髙木映紀 悪口とは何であり、それはいつ・どのように悪いのか
中村琴美 二代歌川広重-幕末・明治の名所絵を彩る花-
2023年(131期)・・・(全文は『希哲』第7号に)
・優秀賞
福本直起 消費されるイメージーデジタルイメージ論に向けて
・佳良賞
小山怜恵 新版画のこころみ ―水の表現を中心に―
三浦真依 性自認を再検討する
2022年(130期)・・・(全文は『希哲』第6号に)
・優秀賞
町野陽輝 パルミジャニーノと「ラウラ」的女性美
―十六世紀イタリアの女性肖像、あるいは恋の瞬間(とき)としての絵画―
・佳良賞
菊池紗奈 インターネット空間における公共性
黒崎葵 健康と病の定義考
2021年(129期)・・・(全文は『希哲』第5号に)
・優秀賞
楢岡寛己 美的判断について討論するために
・佳良賞
殿塚 碧 身体表現における美的判断―ソングリーディングの審査を中心に―
宮本桃衣 熊谷守一研究〜平面性と動的表現〜
2020年(128期)・・・(全文は『希哲』第4号に)
・優秀賞
都丸雅樹 自己欺瞞と資本主義:21世紀のマルクスとサルトル
・佳良賞
大見奈々 初期ニーチェにおけるプラトニズム批判
星川 彩 対抗文化としての音楽と産業-関西フォーク・ニューミュージックを手掛かりに-
2019年(127期)・・・会報No.56 (全文は『希哲』第3号に)
・優秀賞
榎本光希 言語の規範性についての考察-解釈かゲームか
笹沼 聖 永劫回帰はニヒリズムを克服しうるか
・佳良賞
内桶 亮 伊藤若冲研究-千載具眼の徒を俟つ
2018年(126期)・・・会報No.55 (全文は『希哲』第2号に)
・優秀賞
該当者なし
・佳良賞
中山恵那 御伽草子と擬人化-鼠の表象を中心に-
船場大和 ハンス・メムリンク《受難伝》研究-「心の巡礼」と都市アイデンティティ
丸山 和 言語政策におけるマイノリティ排除への検討
哲学科の学びの集大成として卒業論文を作成します。そして國學院大學哲学会および哲学研究室の主催で、毎年三月に哲学科の卒業論文発表会を行います(優秀論文に選ばれた数名が発表)。教員、学生のほか、同学科OBも聴講に訪れ、哲学科らしいバラエティに富んだ内容の発表に加え、質疑応答でも活発なやり取りが見られます。以下は、優秀論文に選ばれた論文タイトルの一例です。
「直観批判」
「言語と認識」
「学校現場における道徳教育」
「最善世界の表象―ライプニッツにおける美─」
「ギリシャ悲劇におけるパトス性」
「プラトン『国家』における三つの比喩をめぐって」
「人形における他者性」
「クロード・モネ─変化から見出した普遍─」
このページに対するお問い合せ先: 文学部資料室
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