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目指せ、土俵際からの巻き返し 

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相撲部 

2021年10月21日更新

 相撲と聞けば、多くの人が巨漢の力士がぶつかり合う姿を思い浮かべる。「つぶれかけ」と遠藤浩平主将(法3)が話す國學院大學相撲部は、そうした姿とは少し違うようだ。

 所属部員3人のうち2人は体重60kg台の「小兵力士」。高校時代はラグビーに打ち込んでいた遠藤主将。大柄の選手をなぎ倒すタックルが得意で、大学入学後、体格差のある相手を倒す快感に魅せられて相撲部に飛び込んだ。この春入部した1年生も、体重60㎏台の軽量級だ。

相撲部提供

 「つぶれかけ」の内幕は部員が少ないだけではない。遠藤主将と「同期入門」の3年生が、ケガで長期離脱中なのだ。「団体戦は選手が3人集まらないと出場できない。キックボクシング部に所属する友人に助っ人を頼むが、スケジュールが合わなければ、11月の全国大会に出られないかも」。

 練習環境も恵まれてはいない。学内に土俵がないため、練習は東京大学の駒場キャンパスに出向いて、同大相撲部との合同練習を続けている。

 学生相撲の大会は、ほとんどが体重無差別で、AからCの3つのリーグに分かれて戦っている。Cリーグ所属の同部の目標は、東大などが所属するBリーグへの昇格。今年、7月に行われた東日本学生相撲選手権大会では、Cリーグ所属の他大学がコロナ禍で欠場し、不戦勝で優勝し、創部以来初のBリーグ昇格を目指したが跳ね返された。

 大柄な相手に立ち向かうのは怖くないのだろうか。「入部当時の稽古は、100kg近くの体重がある東大生にコテンパンにやられていた。今は五分五分で勝てるようになった」と遠藤選手は自信を見せる。

 悲願のBリーグ昇格へ。一番の課題は新入部員の発掘だ。「Cリーグに所属する他大学を見ても初心者が多い。柔道などのスポーツ経験者もいるがスポーツ未経験者も大歓迎」と遠藤選手。学生相撲は「練習次第で体格差を超えられる」と勝負師の顔を見せた。

 自前の土俵もなく、部員も少ない國學院大學相撲部。土俵際からの逆襲はこれからだ。

令和元年度の全国学生相撲選手権大会Cクラスで3位に入った当時の相撲部


相撲部 相撲同好会として活動を続け、平成27年に相撲部に。全国学生相撲選手権大会などの出場を目指す。練習は、東京大学相撲部と月曜、水曜、土曜に同大駒場キャンパスで行う。部のOBで名誉主将の加藤琢磨さんは荒剛丸(式秀部屋)として大相撲序二段で奮闘中。部員だけでなくマネジャーも募集中。

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