『共存学3 復興・地域の創生リスク世界のゆくえ』

2017年4月18日更新

國學院大學研究開発推進センター【編】
古沢広祐【責任編集】
A5版 250頁 平成27年2月28日(弘文堂:定価2,700円)

目次

共存学がめざすもの
 -時代背景と本書の構成-(古沢広祐)

第一部 震災・復興、地域文化の創生
自然と歴史と文化をふまえた震災復興
 -飛騨古川における生態経済学的
   農村経営政策と巨大防潮堤批判-(廣瀬俊介)
共存社会における警察活動の分析
 -東日本大震災における救護と安全確保の活動-(横山實)
柳田國男の見た津波供養絵
 -鵜住居(うのすまい)における生者と死者-(茂木栄)
自然災害と共存する祭礼
 -東京都三宅島の初午祭を事例として-(筒井裕)
渋谷・道玄坂の祭礼からみえる「共存」への課題(秋野淳一)

第二部 文化・民族・宗教と共存を求める世界
生きとし生ける米
 -現在と過去の共存による再生の未来のために-(濱田陽)
気候危機の時代の哲学へ
 -地球への土着性の覚醒と宗教としての神道-(木村武史)
神道における「共存」の可能性(松本久史)
冥王星と宇宙葬-死者と生者の共存、未知への遠近法-(菅浩二)

第三部 ゆれるグロ-バル世界-リスク社会のゆくえ-
どう共存するか、グロ-バル・リスク社会-ポスト3・11と核・原発をめぐって-(古沢広祐)
グロ-バル化時代の「共存」と越境的ガバナンス-対立・共存・共生-(磯村早苗)
共存の政治的条件-権力分有論と多文化主義-(苅田真司)
共存社会の道すじ-持続可能な社会への胎動-(古沢広祐)

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