『北海道神宮研究論叢』

2017年4月19日更新

北海道神宮・研究開発推進センター【編】

A5 上製 412ページ 平成26年9月刊 (弘文堂:定価5940円)

 
 概要

 開拓地の神社はいかに生まれ神宮へと発展したのか

北海道神宮は明治神宮以外で唯一明治天皇を祭神とする特別な神社です。
明治維新期には、北海道は函館など南部以外には日本の実効支配が及んでいませんでした。
その北海道の開拓拠点とされた人跡まれな札幌に仮社殿が作られた札幌神社が神宮のそもそもの始まりです。
北海道は内地でありながら外地のような二面性のある土地であったため札幌神社から北海道神宮への歩みは他の神社とは違った独特なものがあります。
本書はなぜそのような歴史を歩んだのか、開拓地の人々とのつながりなど、その特質を様々な角度から探究します。
(弘文堂ホームページより)

目次

序文(吉田源彦)

札幌神社(北海道神宮)小論―社格上の特異性を中心に―(阪本是丸
札幌神社から北海道神宮へ―明治天皇御増祀の経緯―(宮本誉士
明治初期の北海道開拓と札幌神社の創建・展開(遠藤 潤
海外神社の系譜にみる北海道神宮―総鎮守祭神と明治天皇御鎮座―(菅 浩二
札幌神社の祭神―大國魂神の神徳をめぐって― (大東敬明)
札幌まつりの形成期―山車と祭礼行列に注目して―(中野 裕三
札幌神社における教化活動―月報「北海だより」の刊行意義―(渡邉 卓
札幌神社末社開拓神社創建について―開拓功労者顕彰活動を中心に―(上西 亘
【特論】明治六年、札幌神社初代宮司梅津教知の布教二題(秋元信英
あとがき(阪本是丸

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