『共存学2 災害後の人と文化 ゆらぐ世界』

2017年4月18日更新

國學院大學研究開発推進センター【編】
古沢広祐【責任編集】
A5版 264頁 平成26年2月28日(弘文堂:定価2,625円)

目次

いまなぜ共存なのか?

  -災害後の人と文化、ゆらぐ世界-(古沢広祐)

第一部 震災復興と文化・自然・コミュニティ
【講演】 震災復興に伝統文化の力をどう活かすか?
  -郷土芸能と人びとのくらし-(小島美子)
【講演】 逆境に立ち向かう
  -震災からの復興に自然と歴史と文化を-(佐々木健)
被災地における無形伝承の復興と情報ネットワーク(久保田裕道)

第二部 復興支援と共存の可能性
宗教を越えた災害支援のネットワーク(黒崎浩行)
復興支援における共存と祭礼行事のかかわり
  -「山田のご縁プロジェクト」の取組みから-(板井正斉)
自然災害との共存
  -自然災害伝承と神社由緒との関係性にみる-(藤本頼生)

第三部 地域の災害と開発のゆくえ
自然災害と地域振興
  -三宅島観光の現況と課題-(筒井裕)
静岡県・旧伊東町における源泉開発の展開と旅館立地の変化
  -温泉地の形成過程にみる共存の様態-(赤澤加奈子)
日本の近代と公害・原発災害
  -田中正造の歩みと公害の歴史から考える東電福島原発震災-(菅井益郎)

第四部 ゆらぐ共存の諸相と世界
日鮮同祖論と神社
  -エスニシティ、ネイション形成と共存を考えるために-(菅浩二)
共存のインターフェース
  -共存宗教文化-(濱田陽)
「共存」について
  -政治哲学的考察-(茢田真司)
現代社会・文明の在り方をどう展望するか?
  -ポスト地球サミット、シナリオ・パラダイム分析の視点から-(古沢広祐)

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