サッポロホールディングス株式会社(サッポロHD、渋谷区)と学校法人國學院大學によるレモンの木の植樹式が、4月26日に渋谷キャンパスで行われました。この植樹は、昨年6月にサッポロHDと本法人が、包括連携協定を締結したことを記念したもの。同社グループ企業であるポッカサッポロフード&ビバレッジ社では、「ポッカレモン」の商品名でレモンに関連した商品を多数販売しており、レモンは同社において特別な存在の木となっています。今回は、その若木の贈呈を受け、本学学生の成長と、包括協定の発展を祈念し植樹されました。
植樹式で、サッポロHDの野瀬裕之取締役は「國學院大學は「教育」という視点で、サッポロビールは「産業」という視点で、お互いに志を持って日本の社会づくりに貢献してきた。昨年に包括協定を締結し、今回、レモンの木を植樹できることは非常に喜ばしく、今まで以上に連携を密にし、切磋琢磨していければ」、本法人の佐栁正三常務理事は「レモンは西洋種だが、いまや日本文化に溶け込んでいる。レモンの植樹は和と洋を取り入れ、次の時代を目指して進んでいく象徴的イベント。絆がさらに深化することを祈念している」と挨拶しました。
サッポロHDと本法人は、連携協定に基づき、平成29年度、本学万葉エコBeeプロジェクトとコラボした「レモネードスタンド」を万葉花の会・共育フェスティバルで展開し、ポッカサッポロ社が発売するポッカレモンと本学が飼育するミツバチから採取した蜂蜜を使ったレモネードを販売しました。売上金の一部をレモネードスタンド普及協会を通じて、小児がん治療のための支援金として寄付しています。