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「國學院の学び(日本文化と装束)」で武官装束の着付けを実演しました(令和7(2025)年11月25日)

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2025年11月25日更新

 令和7(2025)年11月25日、共通教育プログラムの1年次開講科目「國學院の学び(日本文化と装束)」の授業で武官装束の着付けを実演しました。今回使用した武官装束は、卒業生(院友)の神職によって組織される國學院大學院友神職会より寄付されたものです。

 授業では、担当教員の小林宣彦・神道文化学部教授が「武官装束とは、衛府や検非違使などの役職の人たちが着ていたものです」と説明しました。その後、小林教授が学生に束帯を着用する際の帯剣の緒である平緒を、細かい刺繍が施されているもの、生き物が描かれているものの2種類提示し、「どちらが格の高いものだと思うか」と問いかけると、多くの学生は「さまざまな色の糸を使用している前者ではないか」と回答しました。しかし、刺繍が多く施されていないものの、生き物が描かれている後者の平緒の方が格が高いと解説されると学生たちは驚きの表情を浮かべました。

 また、御方役を務めた学生は、「今回初めて着用した。何重にも着重ねたので、洋服よりも動きにくく、重みを感じた」と語りました。

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