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「新潟コメ作りワークショップ」が開催(令和7(2025)年10月5日)

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2025年10月6日更新

 令和7(2025)年10月5日、新潟市北区の田んぼで「新潟コメ作りワークショップ」の稲刈りが行われ、本学の学生11名、教員1名、そして卒業生らが参加しました。

 このワークショップは、コメ作り体験を通して日本の食文化と歴史に触れる貴重な機会を提供することを目的に毎年実施されています。今回は本学の学生参加者に加え、協力農家の方々、地元住民の方々など、約60名が参加し、地域との交流を深めました。

 参加学生は地元の伝統的な農作業着に着替え、ぬかるんだ田んぼに集合。協力農家の方々から、稲の正しい刈り方、そして刈った稲を束ねる「まるける」という作業について丁寧な指導を受けました。

 初めて参加する学生たちは、鎌を使った刈り取りや「まるける」作業に苦戦しましたが、地元農家の方々や、卒業生らのアドバイスにより、徐々に手際よく作業を進めることができました。束ねた稲は、天日干しのために「はさ」と呼ばれる木組みの土台に次々とかけられ、田んぼ一面に実りの秋の光景が広がりました。

 前日の雨でぬかるむ田んぼに足を取られながらも、参加者全員で約2時間にわたる稲刈りを終え、最後に田んぼに残った落穂を拾う作業まで丁寧に行い、作業を終えました。

 稲刈り後は、場所を公民館に移し、地元の方々が用意してくださった温かい昼食を囲みながら、グループごとに振り返りを実施しました。昼食には、地元農家特製のお味噌汁や漬物などが振る舞われ、参加者たちは地域の方々との交流を深めました。

 学生からは、「初めての稲刈りは大変だったけれど、日本の食を支える作業の重みを感じた」「地域の文化や人との温かい交流が、何よりも貴重な体験になった」といった感想があがりました。

 今回収穫したコメは、大國魂神社へ奉納される予定です。

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