國學院大學創立140周年記念事業の一環として進めている神殿造替工事に伴う地鎮祭が、令和6（2024）年4月8日に渋谷キャンパスで斎行され、佐栁正三理事長、針本正行学長はじめ法人・大学・法人設置各校の役教職員と施工企業の関係者らが参列しました。

　祭典では、祭主が工事の安全と造替が無事に終わることを祈り、祝詞を奏上するとともに、新たな神殿の四隅と中央となる場所に切麻を撒く切麻散米（きりぬささんまい）で神殿敷地を清め祓いました。

　続く「地鎮の儀」では、佐栁理事長・針本学長が「穿初の儀（うがちぞめのぎ）」で、盛砂に斎鍬を入れました。さらに、佐栁理事長・針本学長と施工企業関係者が玉串を奉りて拝礼し、最後は神酒拝戴として神前にお供えした献酒を参列者一同で頂戴しました。

　本学のこれまでの神殿は昭和5（1930）年に実業界の重鎮でもあった皇典講究所の和田豊治理事による寄付を受け、創建されました。新たな神殿は、明治神宮より譲り受けた御仮殿の材を用いて造営するとともに、御神域も整備され、これまでの神殿はたまプラーザキャンパスへの移築と歴史的建造物としての保存が行われます。新たな神殿は、令和7年度に竣功する予定です。