優勝した羽田野選手(左から2人目。柔道部提供)
國學院大學柔道部の羽田野啓太選手(健康体育学科3)が、オーストリアで開催されているグランプリ アッパーオーストリア2024で男子66㎏級の日本代表として出場し、見事に優勝を飾りました。
グランプリ大会は、国際柔道連盟が主催する国際大会で、最上位のグランドスラム大会に次ぐ位置付け。アッパーオーストリア2024大会には、5大陸78各国から総勢500人を超える選手が参加しており、男子66㎏級には41選手が出場しました。
同級は4グループに分かれて行われて予選トーナメントを行い、羽田野選手はDグループに出場しました。一回戦シードとなり、二回戦からは3戦すべてで一本勝ちと快勝し、Dグループを制しました。各グループ1位選手たちで争われた決勝トーナメントの初戦(準決勝)ではロシアの選手と対戦し、試合開始2分34秒で一本を奪い、決勝へ駒を進めました。決勝ではイスラエルの選手との対戦に臨むと、両者は激しいつばぜり合いを繰り広げ、試合は延長戦に突入。試合時間が6分に近づく熱戦の中、羽田野選手が5分54秒で大外返しを決め、技ありで優勝争いを制しました。
羽田野選手は、昨年10月の世界ジュニア選手権大会でも男子66㎏級で銅メダルを獲得するなど活躍しています。