國學院大學の第150回神職養成講習会の開講奉告祭・開講式が2月9日、渋谷キャンパスで行われました。

　本学の神職養成講習会は、神社本庁の定めにより、必要な資格を短期間で取得することを目的に昭和23（1948）年より開催し、これまでに18,000人以上が修了しています。今回の講習会では、正階を対象とし、全国各地から13人が受講します。

　開講奉告祭は、祭式教室で斎行されました。その後は、教室で開講式が開催され、来賓に東京都神社庁の清水祥彦副庁長（神田神社宮司）をお迎えし、針本正行学長はじめ関係者、受講生が参列しました。
　挨拶に立った針本学長は「神道精神に基づく人材育成に努めてきた本学の歴史を踏まえて皆さんが勉学に励み、それぞれの掲げる目的を果たし、講習会が意義あるものとなることをお祈り申し上げる」と受講生へ言葉を送りました。清水副庁長からも祝辞を賜り、受講生代表が「神明奉仕の精神と信仰心を涵養し、神職を志す者としての知識と技能を身に着けるため、講義・実習に真摯に臨みたい」と宣誓しました。