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國學院大學・南開大学院生フォーラム「第9回東アジア文化研究国際シンポジウム」が開催されました(令和5年7月29日)

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2023年7月29日更新

 國學院大學・南開大学院生フォーラム「第9回東アジア文化研究国際シンポジウム」が、令和5年7月29日に渋谷キャンパスで開催されました。このフォーラムは、本学と中国・天津市にある南開大学の若手研究者や大学院生の学術交流を目的に、毎年開催されています。今年はコロナ禍を経て、4年ぶりに対面でも開催され、会場には約40人が参加。ほかにもオンラインでの配信も行われました。

 開会にあたり、本学からは石本道明教授(大学院文学研究科・文学部)と南開大学の劉雨珍教授が挨拶に立ち、若手参加者の発表を通じた活発な交流に期待を寄せました。続いて、基調講演として佐藤長門・大学院委員長(文学部教授)が「禅林寺宗叡からみた初期密教修学」をテーマに、南開大学からは劉教授が「『古語捨遺』校注の諸問題」をテーマにそれぞれ講演しました。また、特別講演として、山東大学文化遺産研究員の劉海宇教授が「日本に所蔵される中国古印」に関する調査研究―岩手県立博物館収蔵品を中心として」を題に登壇しました。

 その後は、両大学の大学院生によるフォーラムが行われました。両大学の大学院生16人は4分科会に分かれ、一人30分ずつで研究成果の発表と討論を実施。両大学の教授陣が見守る中、若手研究者らが学術交流を深めました。

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