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白山弁護士と袴田事件

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2014年7月7日更新

逮捕から約48年間拘束され、死の恐怖と隣り合わせであった袴田巌死刑囚が無実を訴え続け、3月27日に静岡地裁で再審決定が下されました。

同日午前10時に、再審決定のたれ幕を高々と掲げて静岡地裁の玄関口に駆け出してきたのが、本法科大学院修了生の白山聖浩(たかひろ)弁護士です。有名な事件ですから、このニュースを見た方もいたと思います。

白山弁護士は、國學院大學法学部を卒業後、本法科大学院標準コースに入学し、修了後、司法試験に合格しました。出身は東京ですが、修習地が静岡で、そのまま静岡市内の弁護士事務所に勤務しました。
さまざまな事件を扱っている中で、袴田事件を知り、その弁護団の一人から声を掛けられ、弁護に参加することになりましたが、再審決定の瞬間に立ち会えたことは非常に幸運でしたと話していた白山弁護士です。

今年度は、4月30日と7月5日に実施しました学内での進学相談会に、忙しい業務の間をぬって体験談を話に来てくれました。当日は、熱心な受験生が多く、司法試験や法曹になるための心構え、法科大学院での様子等、活発な質疑応答が行われました。
受験生にとっても、実際に活躍する弁護士の話が刺激になったのであれば幸いです。

このページに対するお問い合せ先: 法科大学院事務課

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