針本 正行

学長

針本 正行

ハリモト マサユキ

所属
文学部 日本文学科
研究分野
平安時代文学の研究
  • 研究・教育活動

    学位

    博士(文学) (2001年11月 國學院大學 文乙第165号)

    研究テーマ

    論文

    「『八まんの本地』の解題と翻刻」(2019/03/07)

    「國學院大學図書館所蔵『俵藤太物語』の解題と翻刻」(2018/03/07)

    著書

    『世界一わかりすぎる源氏物語』(2011/09/25)

    『源氏物語大辞典』(2011/02/25)

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教員からのメッセージ

『源氏物語』は古典の言葉の宝庫である。しかし、すべての言葉が十全に認知されているわけではない。たとえば、「桐壺」巻の「野分たちてにはかに肌寒き頃」の「たちて」について、一条兼良は「たちは達也 野分のやうなる風なり立にはあらす」(『花鳥余情』)と、「野分だつ」説を述べ、萩原廣道は「たをにごりよみて野分めきてとやうに説る注はひがごとなり さてはふく風などの詞なくては聞こえぬことなり」(『源氏物語評釈』)と、「野分立ちて」を主張する。  学生のみなさんとともに考えていきたい

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