准教授
青木 洋司
アオキ ヨウジ
- 所属
- 文学部 中国文学科
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研究・教育活動
学位
博士(文学) (2014年3月 九州大学 文博甲第180号)
研究テーマ
中国哲学
論文
古義学における「心」―仁齋・東涯の所説を中心に(2025/04/10)
王應麟『困學紀聞』初探 ―『尚書』解釈の態度を中心として(2024/12/23)
著書
江戸期『論語』訓蒙書の基礎的研究(2021/12/10)
『論語』ー朱熹の本文訳と別解(2017/11/25)
社会貢献活動
『宋名臣言行録』-名臣たちの浮沈
現代につながる漢文 -新学習指導要領を踏まえて-
教員からのメッセージ
入学おめでとう。君たちの前には四年間という特別な時間がある。その特別な時間を本学本学科において、どのように過ごすのか。それは君たち一人一人に双肩にかかっている。
本学科には、大学生活の四年間を充実したものとする講義が数多く存在する。各講義において要求されるものは厳しいものであると覚悟してほしい。しかし、それは厳しいだけではない。その根柢には、君たちへの思いや願いがある。講義は君たちとともに作り上げるものである。そのため、受動的ではなく、能動的な態度で受講してもらいたい。
本学科の講義は、時代、分野ともに幅広い。そこでは、各時代、各分野の文献と格闘することになる。この経験から得られるものは大きい。講義で取り上げられる文献の他にも、自分が興味や関心を抱いた様々な文献にも挑戦することが出来るようになるだろう。中国文学の世界には幾多の文献が存在し、読まれるのを今や遅しと君たちを待っている。それらの文献に挑戦し、中国文学に没頭してもらいたい。
日々の講義のほかにも、本学科の特色として、中國學會、さらには各研究会の活動が存在する。そこでは専門的な研究に触れることが出来る。また、諸先輩や同学と切磋琢磨することは、中国文学へのさらなる理解への一助となるだろう。是非とも研究室の扉を叩いてほしい。君たちへの手助けは惜しまない。