教授
寺本 貴啓
テラモト タカヒロ
- 所属
- 人間開発学部 初等教育学科
- 研究分野
- 理科教育学、学習科学、教育方法学
-
研究・教育活動
学位
博士(教育学) (2010年3月 広島大学 第5134号)
研究テーマ
論文
新学習指導要領における小学校理科の評価の在り方と指導に関する一考察-新しい観点別学習状況の評価で指導がどのように変わるのか-(2021/03/01)
1B2-A26 小学校第6学年「電気の利用」単元の発熱教材の条件に関する研究 : 短時間で大きな温度差が出るよりわかりやすい実験条件とは(インタラクティブセッション,学びの原点への回帰-イノベーティブ人材育成のための科学教育研究-)(2014/09/13)
著書
小学校 見方・考え方を働かせる問題解決の理科授業(2021/07/01)
新教育ライブラリPremier(プレミア) (2021/03/01)
教員からのメッセージ
「ホンモノの理科の授業」とはどのようなものなのでしょうか?子どもたちに学習内容をしっかりと理解させるために、先生は何を、どのように教えればいいのでしょうか?これからの教育や教科教育(理科も含む)は、どのような方向に進むのでしょうか?
私の研究は、このような課題に取り組むことです。以前は、小学校、中学校の教員をしており、理科に限らず幅広く子どもたちと接してきました。その後次第に、「よりよい授業」に興味をもち、研究の道に進みました。
みなさんの「充実した大学生活や将来」のため、次の2点をメッセージとしておくります。
1)「損得で判断するな、まずやってみる」
教師をめざす人にとって「経験」は、浅くても「幅広い」ことが重要です。一見、役に立ちそうになかったり、面白そうでなかったりしても、後々、どのようなところで役に立つかわかりません。時間的に余裕のある、大学生のこの時期に、多くの経験をしてみましょう。
2)「まねして、工夫して、創造する」
「プロフェッショナル」は、単に経験年数を重ねることかというと、必ずしもそうではありません。その多くは、悩み、苦しみ、経験を積み重ねて「プロフェッショナル」と言われるようになるのです。みなさんも教育のプロフェッショナルになる可能性が十分にあります。そのためには、まず「まねる」ことから始めてみましょう。